採用情報

未経験者歓迎!
30代・40代が中心の若い職場です

牛を育てることに興味を持っている方は、お気軽にご連絡ください。ただ漫然と作業をするのではなく、ひとつひとつの仕事にどんな意味があるのかを自分の頭で考えらえる方、自分なりの目標を立てて先を見据えて働ける方、ぜひお待ちしています。一緒に畜産の未来を作っていきましょう。

PROFILE

郡友和(こおりともかず)さんの写真

  • 郡友和(こおりともかず)
  • 2010年入社

HACCPでデータを取るようになって、社長の経験の確かさに驚かされる日々。夏に牧草を刈る時期になると、なぜかワクワクするそう。

「家族的というより、ほとんど家族です(笑)」

2010年9月に入社し、これまで社長の背中を追って働いてきました。担当は育成中期と呼ばれる生後6か月~10か月ほどの牛です。日々の仕事の中で社長からはいつも高いものを求められます。でもそれが苦だと思ったことは一度もありません。自分の成長につながっていると感じるからです。いまはHACCPの現場リーダーも任せてもらっています。もともと人とのコミュニケーションが苦手でそれを克服したいと思っていたので、専門家の先生とのやりとりはとてもいい機会になっています。

私は牛の世話が上手だと言われますが、ポイントは気配を消すこと。例えば牛を移動させる時に、「こっちの方向に進んで欲しい」という気持ちが強すぎるとそれが牛に伝わって警戒されてしまい、かえって思うようになりません。自然体でいることが大事です。自分の思い通りにしようとすればするほど逃げられてしまうのは、動物も人も一緒ですね。ここに入社して1番驚きだったことは何と言っても雄牛の去勢です。とても衝撃が強く始めて見学した日から数日間は夜に眠れませんでした。自分が実際に去勢を担当した時も、とにかく手がガクガク震えっぱなしでした。

子牛の世話をする郡友和さん

仕事中の郡友和さん

ロールベールを扱う郡友和さん

向陽畜産のいい点は、家庭的なところ。私は昨年9月に結婚したのですが、独身時代は多い時ですと週に5日も仕事が終わってから夕食をご馳走になっていました。しかも食後には日帰り入浴に連れて行ってもらうこともしばしば。社長の実の家族より一緒にいる時間が長かったんじゃないですかね(笑)

PROFILE

池野雅人(いけのまさと)さんの写真

  • 池野雅人(いけのまさと)
  • 2018年入社

データの扱いが得意でHACCPリーダーを補佐し、データの集計や分析も行っている。ゴルフはスコア100で回る腕前の持ち主。

「子牛を1頭も死なせたくないという気持ちで働いています」

牛舎で作業中の池野雅人さん

子牛の世話をする郡友和さん

仕事中の郡友和さん

水産関係の会社で12年間働いた後、こちらに転職して2年目です。ここにきて最初に驚いたのは敷地の広さ!3000頭もの牛がいるなんて驚きでした。入社して社長に言われたのは「牛舎を歩く時は5感を使って歩け」ということ。寝床を目で見て、尿の匂いを鼻で嗅いで、鳴き声を耳で聞いて…。牛や牛舎のちょっとした変化に気付くためにもこのことをいつも心がけています。現在の担当は生後2ヶ月までの子牛の哺育・哺乳。ちなみに子牛は農場に来て最初の1週間から10日は哺乳瓶で、その後の48日間は哺乳ロボットでミルクを飲ませた後、離乳して育成牛舎に移ります。

子牛はとても弱い生き物。できれば1頭も死なせたくないという気持ちで日々仕事をしていますが、不幸にも子牛が死んでしまった日はとても凹んでしまい、1日中やる気がなくなっています。だいたいは下痢がその兆候。菌が原因なのか、ウィルス性なのか、単純に飲んだミルクが冷たかったのか…。その判断と対応が大切になります。入社1年目と比べ2年目は子牛の死亡率が下がったのでとてもほっとしています。

向陽畜産のいい点はアットホームなところです。社長や奥さんが実の家族のようにいろいろと世話をやいてくるし、若い従業員も多くて後から入社した自分にとっては上司になりますが、フレンドリーに接してくれます。ゴルフをやる人が多いので、月に1度はみんなでコースを回ったり紋別市のゴルフコンペにも参加したりしています。

向陽畜産での1日のスケジュール例

向陽畜産での1日のスケジュール図向陽畜産での1日のスケジュール図

午前ミルクやり

自分でミルクを飲めるようになるまでは、人の赤ちゃんと同じように哺乳瓶でミルクを作り口元まで持っていってあたえます。かよわい子牛が体を強くしていくのに大切な作業。まずは1頭1頭の牛を観察して丁寧に健康チェックを行います。牛の体調によってはミルクの量を調整することもあります。

  • たくさんの哺乳瓶に入ったミルク
    たくさんの哺乳瓶にミルクを作り準備することから一日が始まります。
  • 哺乳瓶を台車に乗せて運搬
    哺乳瓶を台車に乗せて運搬。これもけっこう重労働です。
  • ミルクを飲まない仔牛に直接飲ませる男性
    仔牛の小屋に哺乳瓶をセット。飲まない仔牛には直接飲ませることも。

午前敷料交換

牛に気持ちよく牛舎で過ごしてもらうために大切なのが、寝床に敷かれた藁の交換。作業はタイヤショベル2台を使って行います。基本的には機械操作で行われるため、人がやるのはちょっとした手直しくらい。除糞をして藁を敷きなおし、半日で約1200頭分の寝床をきれいにします。

  • 汚れた敷料を入れ替えるため、まずは牛を牛舎の半分に集めます。
  • 古い敷料を除去する大型の重機
    大型の重機を使って古い敷料を除去。新しい敷料を敷き詰めます。
  • 牛舎に戻された牛
    最後に牛を戻し、反対側も同じ作業をして終了です。

午後牛舎間移動

牛はどんどん成長していきます。牛舎は成長ステージごとに設けているため、毎回出荷のタイミングで次の牛舎に移ります。移動にはトレーラーを使用。牛舎の中のボスを見つけて最初に荷台に乗せると、あとは勝手に続いてくれるため、牛が言うことをきかなくて困ることはありません。ボスを見つけるのが重要です。

  • 牛の選別風景
    牛を別の牛舎に移動させます。まずは移動する牛を選別していきます。
  • 重機で運搬される牛
    専用の荷台に乗せて、重機で運搬。
  • 重機から降ろされた牛
    新たな牛房に降ろします。

募集要項

職種
畜産作業員(肉牛)
雇用形態
正社員
仕事内容
●肉牛の一般管理作業の他付随する業務に従事します。
朝・夕の給餌および清掃
牛の健康管理(観察力を要する仕事です)
*事前連絡のうえ、見学可能です。
*業務で必要な、作業着・長靴・手袋等は支給します。
*経験者または大特免許所持者は優遇します。
活発に動ける方、体力に自信のある方、やる気のある方を希望し ます。
応募資格
  • 年齢:不問
  • 資格:あれば尚可(経験があれば尚よい)
  • 必要経験:普通自動車免許(AT車限定不可)
  • 学歴:高校以上が必須
勤務地
北海道紋別市小向788-10
勤務時間
7時00分〜17時30分(休憩時間90分)
給与
月給17.5万円〜28.0万円
待遇
雇用 労災 健康 厚生
休日・休暇
週休2日制
年次有給休暇